西南学院大学博物館特別展「聖母の美 -諸教会におけるマリア神学とその芸術的展開-」(福岡市)
西南学院大学博物館 特別展
「聖母の美 -諸教会におけるマリア神学とその芸術的展開-」
聖母マリアは、キリスト教世界においてとりわけ親しまれ、崇敬されてきた存在の一つです。
キリスト教は、その長い歴史の中で、聖母を主題とした数多くの芸術作品を生み出してきました。
それらの芸術作品は、時代や地域によって異なる多様性を示す一方で、聖母にまつわる神学、すなわちマリア神学(Mariology)を共通の土台としています。
喩えるならば、一本の大木の根と幹、そして幾重にも分かれた枝がマリア神学であり、そこに咲いている美しい花々が聖母の芸術なのです。
本展覧会では、聖母マリアを主題とするさまざまな芸術を、神学思想と共に辿っていくことで、聖母の美の多様性と普遍性に迫ります。
会期:
2019年11月1日(金)-2020年1月25日(土)
【前期】11月1日(金)-12月14日(土)
【後期】12月17日(火)-1月25日(土)
休館:日曜日、12月16日(月)、12月25日(水)、12月28日(土)~1月5日(日)
会場:
西南学院大学博物館 1階特別展示室・2階講堂
福岡市早良区西新3-13-1
入場無料(予約不要)
第1章 ORA PRO NOBIS SANCTA DEI GENITRIX(神の聖母よ、われらのために祈りたまえ)
第2章 近代における聖母崇敬の継承と発展
第3章 非西欧圏における聖母崇敬
第4章 現代の聖母芸術 -A・カルペンティールの聖母