10月20日(日) 西洋中世・近世の音めぐり(福岡市)
西洋中世・近世の音めぐり
〜中世ヨーロッパ・ルネサンス以降の『絵画と音楽の関わり』を多角的に紐解く
「古楽」と呼ばれる数百年前のヨーロッパ音楽を深く掘っていくと、実は近代の「古楽」と呼ばれる、数百年前のヨーロッパ音楽。その実態をたどるうえで、当時から残っている史料を読み解くことは欠かせません。
そこでは、数百年前に音楽を響かせていた人たちと、今の私たちとの感覚の違いを意識することが、とても大きな意味を持ちます。
中世からルネサンス期をまたいで数百年、そうした昔日の人々の感覚は、思わぬかたちで当時の史料にも足跡を残しています。たとえば絵や文字の描き方、あるいは名前のつけ方、空間の捉え方…
今回は、中世後期・ルネサンス期以降に描かれた「絵画」の読み解き方について説明しながら、当時の楽譜などにも触れつつ、昔日の音楽の精彩鮮やかな魅力に迫ってみたいと思います。
さまざまな古楽器の思わぬ響きにふれながら、そのかたわら人々はどんなことを感じ、何を記し残そうとしたのでしょう?
当時の記録に残された再現の「食」とともに、さまざまな角度から味わってみたいと思います。
古楽CD・関連書籍の販売もおこないます。
日時:
2019年10月20日(日)
開場 13:15
開始 13:30
終了 15:00(予定)
閉場 15:30
会場:
森のコミュニティルーム「陽の森」
福岡市博多区綱場町1-17 福岡パーキングビル
チケット:
2,500円
(ドリンク・16-18世紀欧州再現アレンジスイーツ・レジュメ付)
出演:
音楽解説 白沢 達生(音楽ライター)
再現アレンジスイーツ 繻 鳳花(コストマリー事務局)
羊皮紙・活版印刷資料 羊皮紙工房(特別協力)